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写凡珠

読みは「しゃぼんだま」。スナップ写真や風景写真を公開したり、カメラや写真について考えたことを書き綴ったりします。写真の無断利用にはしかるべき対応をしますのでお控え下さい。

Nikon1 J5 を注文

少し時代遅れに感じてきた手持ちの Nikon1 J3, Nikon1 V2 を売却して、その収入を資金に Nikon1 J5 を注文した。

高級コンデジをめぐる逡巡

と聞くと、Nikon1 好きなユーザーが、アップデートをしただけのようだが、その判断に至るまでは実のところ迷いも有った。

具体的には、同じクラスのサイズ、価格帯、の Sony RX100mk3 や Panasonic LX100 といった高級コンデジで置き換えてしまっても良いのではないか、と結構真剣に考えた。

これらの高級コンデジは Nikon1 J5 と同等以上のセンサー性能を持ち、ZEISS もしくは LEICA の名を冠した 35mm 換算で 24-70mm/1.8-2.8, 24-75mm/1.7-2.8 と高い性能の標準ズームレンズを設えている。Nikon1 の標準ズームよりも全焦点域で約二段明るい。J5 では外付けのオプションすらない EVF を内蔵で備えている。また、家電メーカーの強みか 4K 動画対応もニコンよりずっと進んでいる。スペックだけでなく各サイトで確認できる作例も悪くない。

レンズ交換式は必須事項

とここまで考えてなお、結局これらのカメラの購入を思いとどまったのは、これらの高級コンデジは「レンズを交換できない」という致命的な欠陥を持っているからである。

換算 50-85mm の領域は FX で4本の単焦点レンズを持つ個人的にはスイートな画角なのだけど、RX100mk3 や LX100 だと望遠側の一部の領域をカバーできない。Nikon1 なら換算約 50mm の 18.5mm/1.8 や換算約 85mm の 32mm/1.2 といった優れた単焦点レンズがラインナップされていてすでに所有済みである。逆に 50mm より広角側は自分にとってはそれほど重要な画角域ではない。

また望遠域を撮ろう、と思った時に、レンズ固定式では、他の RX10 や FZ1000 といったボディを買い足さねばならない。これを買い足した時点で Nikon1 に重さやコストで大きく差のつくシステムになる。Nikon1 なら30-110mm という超軽量望遠ズームレンズが存在する。

自分のカメラの使い方はレンズが交換できることが前提になってしまっているのだ。

AF 爆速レンズ交換式高級コンデジ

他には AF 爆速の方がいいとか、D750 との間で現像ソフトを NX-D で共通化できるなどの理由も後押し結局、Nikon1 のシステムを継続して所有することにしてボディを新調し、評判のいい J5 を選ぶことに。

しかし高級コンデジ購入を真剣に考えたら、レンズを交換できる、ということが自分にとってとても重要な事になっていたと気づくことになった。なんとなく少し気になっていた GR や RX-1 といった広角単焦点レンズ固定のコンデジもよくよく考えてみれば同様に選に漏れるだろう。ニコンに飼い慣らされてしまったのかもしれない。一般的なニーズかどうかわからないけれど、Nikon1 はそんなユーザーに支えられていく AF 爆速レンズ交換式高級コンデジなのだろう。

Nikon1 J5 が届くのが楽しみで仕方ない。