写凡珠

平凡な日々に潜む珠をスナップ写真に収めたい。読みは「しゃぼんだま」。京都を中心に大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、二府四県全てLove。

「雲の上はいつも青空」を読んで

読書をする時間に恵まれたので、それではと、気になっていた写真家・ハービー・山口氏のフォトエッセイ「雲の上はいつも青空」とその二冊目 「雲の上はいつも青空 Scene 2」を立て続けに読みました。

氏の写真を通じての様々な出会いを緻密な文章で綴ったエッセイなのですが、氏の優しい人柄が引き寄せるのでしょうか、それとも優れた感性によって受け止められ語られるからでしょうか、どの出来事も見逃せない一瞬ばかりで、時間が経つのを忘れてあっという間に二冊の本を読んでしまいました。

当然のことながらアマチュアの写真家である私にとっても写真撮影のヒントが散りばめられていたですが、どちらかというと写真撮影技術以上の事がこの読書から得られたように思います。大袈裟に思われるかもしれませんが「同じこの世界にこのような感性豊かな方が素敵な人生を送られているということを知ることが出来たので写真撮影を趣味にして良かった」ぐらいの感銘を受けました。

この感想の中では本の中のエピソードまで立ち入ることは避けて、詳細は本で読んでいただくものとしたいと思うのですが、一点強く印象に残ったことがありますのでそれを書き記したいと思います。それは氏が、出会った人々と写真撮影を通じて交流をする中で、自分はどのような写真家であるかを知ってもらうためにご自身の写真集をプレゼントするくだりが様々な箇所で見受けられることです。プロの写真家なのだから写真集を名刺代わりに渡すのは当然だという見方もあると思います。氏本人はそのことについてなにか解釈をもっているわけでも解説するわけでも無いのですが、「自己紹介で渡せる写真」を撮るというのはアマチュアであっても技術の巧拙にとらわれすぎず自分自身の「よい写真」を撮っていくための一つの尺度になるのではないかと私は思いました。

読書の後で知ったのですが、この本の記事がムックとして編集され出版される前は、カメラバッグ等のメーカーである ARTISAN&ARTIST のサイトのコーナーの一つだったようで、もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたらこちらをご覧になられても良いかもしれません。

さてハービー・山口氏を始め、写真の世界で長く活躍されている方々は、M型ライカへの愛を語る人が大勢いらっしゃいますね。高額な機械なので、だからM型ライカ購入!ということには私の場合はならない(なれない)のですが、気になるカメラではありますね。

 

雲の上はいつも青空 ?ハービー・山口 フォトエッセイ? (玄光社MOOK)

雲の上はいつも青空 ?ハービー・山口 フォトエッセイ? (玄光社MOOK)

 

 

 

雲の上はいつも青空 Scene2 (玄光社MOOK)

雲の上はいつも青空 Scene2 (玄光社MOOK)

 

 

 

 

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