写凡珠

平凡な日々に潜む珠をスナップ写真に収めたい。読みは「しゃぼんだま」。京都を中心に大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、二府四県全てLove。

富士フィルムのカメラはシャドウに弱い…

X-T10、なかなかよいカメラだなと気に入ってはいるのですが、気になるところも幾つかあります。一つは明暗の激しいところでは黒つぶれが激しいことです。

この辺誰かデータ取ってるんじゃないかと思って調べたら出てきました。

Fuji X-E2S review: Lab tests: Dynamic range | TechRadar

X-T10 と同じセンサーと画像処理エンジンを使っている X-E2S と最新世代の X-Pro2、マイクロフォーサーズの E-M10Mk2 と GX8 の計4台に対して DxO 基準のダイナミックレンジのテストを行った結果が載っています。下の通り X-E2S (X-T10, X-T1 と同等) は最低レベルです。

JPEG: GX8E-M10Mk2 > X-Pro2 > X-E2S (X-T10, X-T1 と同等)

RAW: GX8 ≒ X-Pro2 > E-M10Mk2 ≒ X-E2S (X-T10, X-T1 と同等)

もしかしてと思って Nikon1 J5 のデータと比較してみたら 1 インチセンサーの J5 にも負けています。というか J5 が超優秀。

Nikon 1 J5 review: Lab tests: Dynamic range | TechRadar

富士のダイナミックレンジの話に戻りますが、実際のところ、X-T10 では他のカメラでは体験出来る「シャドウを持ち上げたら見えていなかったものが見えてきた」というのがあまり期待できないです。ただ、富士フィルムの名誉のために補足しておくと、シャドウの黒つぶれは頻繁に見られるものの、ハイライトについては白飛びが起きにくいです。このあたり絵作りの優先度付の問題かもしれません。

他には PC 現像時にシャープネスが失われるという問題もあるようで、PC での現像はなかなか厳しい状況です。

PC では現像はしない(カメラ内 RAW 現像する)、撮影時の適正露出を心がける、明暗の激しいところの撮影ではシルエットがくっきり出ることを前向きに捉える、ということにすればそれほど気にならないかもしれません。とはいえ、文字通りなかなかメリハリの効いた個性だなあ、とは思っています。