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写凡珠

読みは「しゃぼんだま」。スナップ写真や風景写真を公開したり、カメラや写真について考えたことを書き綴ったりします。写真の無断利用にはしかるべき対応をしますのでお控え下さい。

富士フィルムのカメラはシャドウに弱い…? (2)

photordinary.hatenablog.com

昨日こんな記事を書きましたが、その後よくよく考えてみると最新世代の X-Pro2 については考察が少し足りないことに気づきました。

Fuji X-E2S review: Lab tests: Dynamic range | TechRadar

より

JPEG: GX8E-M10Mk2 > X-Pro2 > X-E2S (X-T10, X-T1 と同等)

RAW: GX8 ≒ X-Pro2 > E-M10Mk2 ≒ X-E2S (X-T10, X-T1 と同等)

なので、最新世代の X-Pro2 についていうと RAW には十分なダイナミックレンジがあるにも関わらず、JPEG の現像結果のダイナミックレンジは「あえて狭く」しているということになります。富士フィルムは標準のフィルムシミュレーションを、(ダイナミックレンジの狭い)リバーサルフィルムである PROVIA に設定しているぐらいなので、コンストラストが高い絵が一般的に好まれるという考え方でそうしていると言えそうです。また元々 RAW で 12EV ほどあるダイナミックレンジを JPEG 現像で余裕を持って 9EV 程度にしているので、前世代に比べて白方向にも黒方向にも飽和はしにくくなっていると言えそうです。

fujifilm-x.com

新フィルムシミュレーションである ACROS が X-Pro2 でしか実現できない理由に、解像度とプロセッサの処理能力の向上に加え、もしかしたら上記のセンサーのダイナミックレンジの改善もあるかもしれませんね。

X-Pro2 に搭載されている最新世代の "X-Trans CMOS III" については 16MP から 24MP に解像度が増えただけだと思い込んでいたのですが、X-T10 の階調性の問題も解決しているとなると魅力が増して見えますね。いずれ、X-T2 その先の X-T20 にも搭載されていくと思いますが、こういうことを考えて(妄想して)みるのも楽しいです。

 

 

 

FUJIFILM X-Pro2 Perfect Guide

FUJIFILM X-Pro2 Perfect Guide