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写凡珠

読みは「しゃぼんだま」。スナップ写真や風景写真を公開したり、カメラや写真について考えたことを書き綴ったりします。写真の無断利用にはしかるべき対応をしますのでお控え下さい。

FUJIKINA 2017 の3会場を廻って X-T20 と GFX 50S を触ってきました

1/21(土) 京都で行われた富士フィルムのイベント FUJIKINA 2017 の3会場を巡り、そこで展示された X-T20 と GFX 50S を触ってきました。

fujifilm-x.com

 清水寺近くのギャラリー祥での X100F の展示

レンジファインダースタイルとあるのであまりよく考えずなんとなく X-Pro2 をイメージしていたのですが、つい先日発表の合った X100F と X100F で撮られた作品が展示されていました。

世界中の X-Photographers のクオリティの高い作品が多数ならべられており、とても多様性がありました。一方で主張の強い写真はあまりないように思いました。展示されている写真のサイズも3つの会場で最も小さかったです。

世界中から観光客の集まる観光地で、コンパクトな X100F の多彩な作品を展示することで、旅のお供のカメラとして売り込もうとしているのかな、と思いました。

説明員が「私個人はこれ一台で良いと思っています」を連呼していたのが印象に残ってます。「それは営業トークで家には防湿庫と多数の交換レンズがあったりするのでしょう?」と私自身は妄想してしまいましたが。

祇園の Asphodel での X-T20 と XF50mmF2 R WR の展示

祇園といってもここは隣にキャバクラがあるようなところなのであまり観光客は立ち寄らないかもしれません。カメラバッグを持った人たちが集まっていました。おそらく私と同じ趣味フォトグラファーがターゲットですね。キャバクラには行きませんけど。

X-T20 と XF50mmF2 R WR はどちらもコンパクトで心地よい手触りでした。そしてシャープな写り!

X-T20 に搭載されたタッチパネルについてはやはり EVF 利用時には利用不可能で、パナソニックの GX7Mk2 のようにタッチパッドAFは出来ないようでした。パナソニックタッチパッドAFと呼んでいる EVF 利用中でもタッチパネルでAFポイントをスライド操作できる機能については、他カメラメーカーの殆どが採用しているので、おそらくファームアップで X-T20 にも対応が入ると思います。ですが、これが出来ようになるとおそらく X-Pro2, X-T2 のフォーカスレバーよりずっと快適になるんですよね…

作品は少しカジュアル目ながらも、ギャラリー祥よりは作家性のある形のものが展示されていました。CAMERA Magazine 等の媒体でよくお見かけする稲垣徳文氏の旅スナップ写真がとても素敵でした。あのような写真を撮りたいものです。

烏丸御池のしまだいギャラリーでの GFX 50S の展示

交通の便の良い京都中心部の歴史ある町家のギャラリーということでも3つの中でもっとも力が入っているのが伺えますね。

しまだいギャラリーというと個人的には2014年のKyotographieでのハッセルブラッドとティム・フラック氏による "More Than Human" という展示を思い出します。

More Than Human Tim Flach (Hasselblad presents) |アーティスト / 会場情報|KYOTOGRAPHIE

この展示は動物たちにスタジオポートレイトのライティング技術を適用し、ハッセルブラッドの中判カメラで撮影し、大きくプリントして魅せる、というものでした。写真に興味を持ち始めた私に、ライティング技術が被写体の魅力を浮き彫りにすることと合わせて、隅々まで精細に大きくプリントされた写真には堪え難い魅力があることにも気づかせてくれた展示でした。

そして今回 GFX 50S で撮られた作品もやはり、長辺約50インチ(約127cm!)で大きくプリントされており、かつ隅々まで高精細で、中判フォーマットの圧倒的な美しさを実感できる展示となっていました。

またタッチアンドトライで GFX 50S を触ってみました。操作性や設定項目はXシリーズとほぼ同様でした。またサイズや重さは富士フィルムが謳うように、フルサイズ一眼レフ程度に収まっていました。コントラストAFのせいか、AF 速度は遅めでした。ですので、展示された作品同様に、利用できるジャンルは、スタジオポートレイト、静物撮影、風景写真、など絞られるように思いました。ですが圧倒的な美しさからこうした世界では今後は GFX を使うことが浸透していくのかもしれないなと思いました。