写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

無題カルテット #25

撮っている写真について既視感を感じられている方がいらっしゃいました。

一般的にどうすべきなのかはちょっと分からないですし、アドバイスするような立場の人間でもないですが、この機会に自分は写真撮影で既視感を感じないためにどうしているかを整理してみようと思います。

一つ目は感情の領域。愛着、関心のあるものを撮るようにすること、でしょうか?愛着があると変化を敏感に見つけるので同じようにはならない、ということがあります。

二つ目は技術の領域。テクニカルに条件を変えて撮り直す、でしょうか?天候とか光源とか焦点距離とか。機材を変える、というのもその一つだと思います。むしろここだけに頼ってしまいがちだったりすることにも要注意ですね。

三つ目は発展というのか学習の領域。そもそも最初から記号化されたものを撮らない、ですね。漠然と「紅葉を撮る」をゴールに設定すると紅葉を撮った時点で完成になります。撮影を通じて世界に無限にある、美しいもの、面白いものを発見することをゴールに据えないと、次に続いていかないのかな、と思っています。