写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

無題 #73

定期的にやってくる自分の考え整理の長文チラ裏記事です。興味ない方は閉じていただいた方がよい奴です。

2022年のこの年末、ニコンを含むカメラメーカー各社の動きが見えてきて、それぞれの新しい動向に興味やリスペクトを感じつつも、やっぱり自分にピッタリくるカメラは Z 7II だなあ、というのを再確認しています。

人物、風景、スナップをそれぞれガチすぎない程度に撮ってて、運動会で求められる以上の動体も動画も撮らない、RAW 現像はカメラ内より PC 上でじっくりやりたい、という人間にはちょうどいいです。AF も被写体識別トラッキングまでは要らないけど、MF やジーコAFではなくて瞳認識AFが使えて、シングルポイントがすっと決まるぐらいのところは押さえてくれているカメラ。グレードアップして画素数が 6000 万画素越えると PC に困りそうですし、センサーが積層になるとダイナミックレンジが少し低下するのが多分気になってしまいます。

レンズについても紅葉シーズンを二回経験して NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S の万能さを改めて感じました。一生使うかも。他の 28mm/2.8, 40mm/2, 58mm/1.4, Micro 60mm, 24-200mm もそれぞれいい仕事をしてくれているので、今後買い足したいものはあるけれど、切羽詰まったものではない感じ。

野鳥撮影や動画撮影にでも目覚めたらカメラ、レンズに求めるものもまた変わってくるのかもしれないですが、興味以前にそもそも財布の方が追い付かないこともあり、当分はそんな転機は無さそうです。

この一年で大きく学びがあったのは RAW 現像の分野ですね。NX Studio でピクチャーコントロールトーンカーブを追い込んで、以前よりイメージしているところに仕上げを近づけるようになりました。

ブラックフライデーDxO FilmPack と DxO PhotoLab を購入して使ってみたら、これらも表現を広げてくれるツールだな、というのを実感しています。

一方で、世間で公開されているいろいろなプリセットを使いたいなと思い Adobe Lightroom に課金してやっぱり解約、ということをしてしまいました。これは私にとっては二度目の事で、どうもサブスク形式の RAW 現像ソフトは私には向いていないということが分かってしまいました。

RAW 現像の面白さに目覚めつつも、サブスクは嫌だ、ということで、買い切りライセンスの RAW 現像ソフトをいろいろ試してみようかなと思っています。自分の分かる範囲では DxO PhotoLab 以外では Capture One, Luminar, Silkypix, ON1, Affinity Photo, Photo Director などがそれにあたります。Luminar は Neo を持っているので、気が向いたら切り口を変えて再入門してみようかなと思います。他のもセールとかの機会に少しずつ増やして試してみようかな、と考えています。

目先を変えてみる、という話で言うと、出力媒体についても新しい事をしてみたいと思っています。今年は Twitter と Note をまあまあ頑張ったので来年は 1x と印刷あたりでしょうか。

つれづれとだらだらと書いている内に、今年の振り返りと来年の抱負みたいになってしまいました。では、これにて。