写凡珠

平凡な日々に潜む珠をスナップ写真に収めたい。読みは「しゃぼんだま」。京都を中心に大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、二府四県全てLove。

佇む

佇む

最近過去の写真を見返していたところパンケーキレンズであるキヤノン EF-M22mm F2 STM (換算35m相当の画角)がなかなか良い写りをしていて X100F (こちらも換算35m相当の画角)といい勝負なんじゃないかと思うぐらいでした。この換算35m相当の画角はとても汎用的な画角なので、それが薄型のパンケーキレンズで高画質で利用できるということの価値は高いです。

しかし実際のところは、交換レンズのラインナップを見ていると、換算35mm相当の大口径レンズは換算50mmの大口径レンズより大抵の場合大きく重いという法則があります。Xマウントだと例えば換算35mm相当の XF23mmF2 R WR は換算50mm相当の XF35mmF2 R WR より(若干ではありますが)長く重いです。

他マウントもだいたい似たような感じなのですがキヤノン EF-M の EF-M22mm F2 STM とライカ(LマウントAPS-C) の SUMMICRON-TL F2/23mm ASPH. の二つに限っては F2 の大口径で換算35mm相当なのに薄型のパンケーキレンズです。

EF-M も L マウントも APS-C (ただしキヤノンの方はクロップ係数1.6) に対しては口径が大きく、実際どちらのレンズも後玉が大きく後ろにせり出しているので、どうもこうした交換レンズはセンサーのサイズに対して相当口径が大きくないと設計出来ない見たいです。バリューアングルという概念がこの仮説を補強します。

富士フィルムは X100 シリーズ、ソニーは RX1 という換算35mmの大口径レンズを持つ高級コンパクトデジタルカメラをラインナップに持っていて凄い!と思っていたのですが、自社マウントの口径では換算35mmの大口径交換レンズをコンパクトに作るのが難しいので、仕方なくレンズ固定式カメラとして設計した、といううがった見方も出来ますね。

最近APS-C対応を発表したニコンのZマウントはLマウントを超える口径なのでAPS-Cとしては最大のバリューアングルを持っているはずで、換算35mm大口径のパンケーキレンズを作る余地がありそうだ、といえそうです。

Zマウントのロードマップ上にある28mmのパンケーキはAPS-Cの換算42mm相当を兼ねているのだと思いますが、ぜひ23mmか24mmでF2のパンケーキレンズで王道の換算35mm相当も狙ってほしい、とか勝手なことを思うのでした。

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