写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

春の京都寸景

Kyoto Spring Snapshot 1

ここ最近移動中などに Z50 でサクッと撮ったスナップショットを集めてみました。クリエイティブピクチャーコントロールのソンバーを70%効かせてポジフイルム調に仕上げています。

4月のことなのでタイトルは「春の」で始めましたが気候でいうと初夏に近いですね。本当に暖かくなったものです。

写真の色を見た目に忠実に自然に仕上げるべきか、印象をより重視して超現実に仕上げるべきかについて、最近自分なりの仮の答えにたどり着きました。

この春に撮った京都各地の桜の写真のように、撮影地や被写体を明らかにして、その魅力を伝える写真を撮る場合は、撮影地や被写体自身の美しさをリスペクトして、あるいは自分もそれを観たいと思う方に対してなるべく嘘のない情報源とするために、見た目に忠実であることをベースに被写体に合った調整をする、というのが自分には腑に落ちる方針のように思いました。

そして今回のスナップショットのように被写体が匿名で、そのシーンの印象を伝えたい場合は、絵として演出して印象重視で超現実に仕上げるのが正解のような気がします。

一方で鴨川や京都駅という、有名ではあるけどアクセスが難しくない撮影地の場合も、情報の客観的正確さは必要ではなく、印象を重視して絵として仕上げることが求められているような気がします。

インターネットで写真を公開されている方々の一部には、その方の個性、作風として、どのような被写体に対してもある決まった一定のトーンの仕上げを維持されている方がいらっしゃいますね。ああいう事が出来るとカッコいいな、と思うのですが、実際やってみようと思うと、自分にはずっと維持したい表現のトーンというのが特にない事に気づいて挫折してしまいますね。

Kyoto Spring Snapshot 2

Kyoto Spring Snapshot 3

Kyoto Spring Snapshot 4

Kyoto Spring Snapshot 5

Kyoto Spring Snapshot 6

Kyoto Spring Snapshot 7

Kyoto Spring Snapshot 8

Kyoto Spring Snapshot 9

Kyoto Spring Snapshot 10

Kyoto Spring Snapshot 11

Kyoto Spring Snapshot 12

Kyoto Spring Snapshot 13

Kyoto Spring Snapshot 14

Kyoto Spring Snapshot 15

Kyoto Spring Snapshot 16