写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

無題カルテット #58

レンズは単焦点とズームのどちらを使うべきか?というのは写真撮影において議論の尽きないテーマだったりします。自分にとっての単焦点とズームの使い分けの基準は何だろうか?たびたび考えつつも答えはぼやけたままでした。

58mm の単焦点南禅寺水路閣を撮ってきました。写真を見返して現像している中、南禅院への階段がたまたま写りこんでいるのを見つけました。

「新緑の頃には南禅院に行きたいな。南禅院は入場料がかかるしレンズは 24-70mm かな?はっ!?」と答えを見つけてしまいました。

そうです、撮影するのにお金がかかるときは撮りこぼしの無いようにズームを選んじゃうんですね。あとは移動に手間と時間がかかる場合もズームかな。逆に撮りこぼしがあっても気にしなくてよい撮影の時は画角を選ぶ手間の無い単焦点の方を選びがちかも。

入場料を払うような撮影地だと、写真撮影に来ている人も多いので、レンズが多少大きくても目立たないのでズームレンズは多少大きくても気にならない。逆に入場料を払わなくていいような撮影地だと、撮影目的で来るような場所でないケースもあるので、レンズは単焦点でさらには小さい方がいい。

結構、分かりやすい現金な基準で単焦点とズームを使い分けていること、撮影地の性質が違うので単焦点とズームではレンズに求めるサイズ感まで違ってくることに気づいてしまいました。

そしてそういう癖があるわけだから、入場料のかかる撮影地をあえて単焦点で撮っていく、というのもまた目標設定としてはアリかもしれなくて。