写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

水辺

Waterside

考えてみれば当然なのだけど、画角が広角になればなるほど、撮影時に空や光源(太陽)が視界に入る事が多く、明暗差の大きい画になりやすい。結果、ダイナミックレンジが求められるのでセンサーの大きさの恩恵を受けやすい。

逆に望遠に行くと、視界の明暗差は小さくなる傾向がありセンサーにはあまりダイナミックレンジは求められなくなる。センサーをクロップすることで同じ実焦点距離でも画角を狭くすることが出来るし、画角とF値が同じなら望遠でも被写界深度を深くすることが出来る。クロップすれば同じ画角を得るのに、実焦点距離を短くできるのでレンズを小さくできる。望遠になるとセンサーが小さいことの恩恵が大きくなる。

フルサイズの Z6 で広角~標準の画角を撮り APS-C の Z50 で望遠を撮るのは正解かも。