散歩していたら、工事中の文化庁の移転先を見つけたので撮ったものです。
夕日の当たっているところが綺麗かなと思ってシャッターを切ったのですが、そこの色味は捨ててモノクロにしてみたら生々しいリアリティが消えて、歴史写真的な趣きも出てきて、この場合はカラーよりモノクロの方がよいのかもと思いました。
モノクロ化と合わせて最近シャープネスを下げるということもちょっと実験しています。
基本的には写真って何が写っているかすぐに分かるものの方がよいと思うのですが、逆に理解できるまでちょっと考えさせるところがあった方が咀嚼しながら楽しめる側面もあって、色を無くしたり、シャープネスを下げたりすることでそちらの方向に持っていけるのかなと思いました。