写凡珠

ニコン Z f で京都を中心とした関西の風景を撮っています。しゃぼんだま、と読みます。

夏の鴨川

ほぼ機材テスト的な趣向で NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 を Z7II に付けて鴨川をサクッと撮ってきました。

まず、フルサイズ向けのニッコールZとしては長さが短い(=薄い)方なので、そこそこ大きい Z7II のボディと組み合わせても全体としては、まあまあスナップシューター感のある、存在の主張が弱めのカメラシステムになってると思いました。

このレンズはスペック上のズーム倍率やF値は控えめですが、写りに関しては巷で言われている通りで非 S-Line でも全然妥協が無いようです。ニッコールZはズーム倍率やF値といったスペック部分では無理をせず、そのスペックの範囲で高いパフォーマンスを提供するという方針なんでしょうね。シャッターを切った後で撮れてないことに気付いたり、レンズの苦手な所を避けて撮影するのはまあまあストレスなので撮影者にとっては正しい方針ですね。商売的には不利なところもありそうですが、自分みたいなローヤルカスタマーを生むことにも貢献しているのでしょう。

お散歩スナップに高画素機は情報過剰なんじゃないか、と思っていたのですが、意外とそこは中立というか、高画素だからといって良くなるわけでもないが、悪くなるわけでもない、といった感触です。

このコンビで大阪の都市部とか撮ってみたらどうだろう、と思いますが、当分は遠出は控えた方が良さそうですね。